マレーグマが好き。

生きてるだけでMVP。心の健康を保つための日記です。アイコンとヘッダーはともだちに描いてもらったものです。

いつだって割を食うのは弱いひと

まだしばらく映画館にいけるかわからない日々なので、ネトフリアマプラを駆使して映画を観ようと思う。今日は「激動の昭和史 沖縄決戦」を観た。庵野秀明が好きな作品だと聞いて、ずっと気になっていた。

のっけから映画の感想から外れる内容を書く。ある筋のひとたちに怒られそうな内容なので怖いけど書く。天皇主義はカルトだなと感じた。そういう教育を受けてるからだろうけど、天皇を守るために命かけすぎ。ひとりひとりの人生が豊かであるための天皇ならわかるけれど、人生を奪うための存在になってるように思った。でもこれ、偉い人にとっては便利なシステムだ。人間を都合よく束ねて利用するにはもってこいだ。それは実にうまくいっていたと思う。けれど戦争には負けた。そこが限界ではなかったか。
天皇の名の下で他国を侵略した。天皇の名の下でたくさんの人が死んだ。けれど天皇は死ななかった。腹を切らなかった。退位もしなかった。広島市民は気の毒だが戦争だったから原爆は仕方ないと言った。そして天寿を全うした。なんだこれ。なんなんだ。理不尽だと感じるのは間違いなのか?
伝統は大事だと思う。長く続いてることに価値はあると思う。けれど何より大事なのは、今を生きているひとりひとりが、豊かな人生を送ることだ。自分の人生を奪おうとする言葉に耳を貸すな。