マレーグマが好き。

生きてるだけでMVP。心の健康を保つための日記です。アイコンとヘッダーはともだちに描いてもらったものです。

創作について

感受性分析力言語力が貧困だと思う。オタク内で自分の価値を測るのは愚かな行為と分かっていながら落ち込む。だって周りのみんなホントすごいもん。鋭いひとおもろいひとばっか。


観測の範囲ではあるけれど、創作してる人たちは自作を読み返して楽しんでいる人が多いように見受けられる。自分のツボは自分が一番心得ているのだから、自作が好みに合うのは当然だ、と言われている。

ぼくはそうではない。

自作を読み返して面白いと思うことはほとんどない。好きなことしか書いてないのだが、頭に描いた理想に現実の作品が追いついていない。拙さばかり目についてしまう。もちろん書いてるときはそのときのベストを尽くしている。一切の妥協も手抜きもない。嘘じゃない。いつだって全力で書いてる。

でも間を開けて読むと面白くない。書いてる渦中は客観視できない。後になって気づく。理想には程遠い。


自分で自作を認められないことは悲しい。ウケないのも悲しい。まわりはみんな天才ばかりに見える。けれど他人と比べても仕方ない。自分の〝好き〟を煮詰めたものを作るしかない。作品を作るのは苦しい。でも豊かだ。自作を後から読んでいいなと思うことはほぼなくても、渦中にいる時間は間違いなく豊かだ。幸せだと思う。いやめっちゃ苦しいけど。


しかしこうして小説やオタク所業で悩めるのは幸せです。今年前半期、人生に悩んでいるとそれどころではなかったです。